第14巻3551番歌はこちらにまとめました。
第14巻 3551番歌
巻 | 第14巻 |
歌番号 | 3551番歌 |
作者 | 作者不詳 |
題詞 | – |
原文 | 阿遅可麻能 可多尓左久奈美 比良湍尓母 比毛登久毛能可 加奈思家乎於吉弖 |
訓読 | 阿遅可麻の潟にさく波平瀬にも紐解くものか愛しけを置きて |
かな | あぢかまの かたにさくなみ ひらせにも ひもとくものか かなしけをおきて |
英語(ローマ字) | ADIKAMANO KATANISAKUNAMI HIRASENIMO HIMOTOKUMONOKA KANASHIKEWOOKITE |
訳 | 阿遅可麻(あぢかま)の潟に激しく裂かれる波のように、激しくせまられても、静かな瀬のように言い寄られても、紐解く(なびく)ものですか、愛しいお方をさしおいて。 |
左注 | – |
校異 | – |
用語 | 東歌、相聞、地名、恋情、女歌、序詞、浮気 |